びんのなか

想い出話や感想文など。読書メモが多め。ネタバレだらけです。

金色のコルダ 大学生編 (4)

 3巻のカオスな展開からかなり軌道修正された印象の第4巻。

 十二国記の短編プレゼントのメールが来ていました。まだ読んでいませんが、楽しみです。

 □第13話

 コンサート。演奏を心から楽しむ香穂子だったが、(わざわざ帰国して)演奏を見に来た月森から衝撃の言葉を掛けられる。土浦がそのやり取りを聞くのはお約束。

 香穂子、ちゃんと上達していました。本当によかった。

□第14話

 香穂子と別れた月森は柚木と火原に会う。月森から香穂子とのやり取りを聞いた二人は彼の真意を問う。一方の土浦は香穂子を抱きしめる。

 なんだかんだ言って、みんな(志水以外)香穂子と月森を応援しています。

□第15話

 土浦に後押しされた香穂子は月森を追うが、彼は既にウィーンへの帰途に就いていた。(柚木の車で)全員で空港まで行くも間に合わなかった香穂子はウィーンへ行くことを決意する。

 コルダらしい展開。困った時の柚木様。そして何故か全員で追いかけるという…。

□第16話

 ウィーンに到着した香穂子たちは早々にはぐれてしまい、香穂子・志水、火原・柚木、土浦で別行動となる。一人になった土浦は偶然月森と出会う。

 ツッコミどころが多すぎる回(いつも通りの展開といえばそれまでですが)。香穂子だけでなく全員の旅費を負担してくれる柚木がすごすぎる。コンクールメンバーが彼にとっても特別な存在…になっているのかな。

 どちらかというと香穂子より土浦の方が月森と赤い糸で結ばれてるんじゃないだろうか…。土浦の「俺じゃねえだろ…?」が面白かったです。まったくだ!!

 

 

 香穂子が受け身ではなくちゃんと「月森が好き」という気持ちで動いている感じがして、一番(恋愛方面で)応援したくなりました。それに付き合ってくれる面々が気の毒ですが(約1名除く)。みんなすごいお人好し…。

 高校生のときより志水の存在感がアップしていますね。ウィーンで香穂子と行動している志水にはもうちょっと頑張ってほしいです。それにしても志水は色々な意味で成長したなあと思います。入るタイミングがわからないとか、そんな空気を読むようになったなんて。

 その分、冬海・天羽・王崎の存在感が霞のようでした。今回の彼らの登場は1コマ(回想シーン)。ウィーン、どうせなら冬海・天羽も来てほしかったです。ゲームでの彼女たちなら絶対に付いて来ていたと思います。そもそも冬海なら香穂子とのコンサートなら意地でも出そうですし、天羽もコンサート絶対見に来るでしょう。そして王崎は今どこで何をしているのでしょうか…。私は月森×香穂子派ですが、みんなそれなりに好きなので、他の人たちが活躍してくれると嬉しいです。香穂子・月森・土浦・加地・天羽の同学年組がわいわいやっているのとか見たかったなあ。