びんのなか

想い出話や感想文など。読書メモが多め。ネタバレだらけです。

思った以上に時間がかかった

 新年に入って何も進展していません。我が家の電子機器が軒並み調子悪くて、どれから買い替えたらいいのかわかりません。私のipodtouchはものすごく衝撃に弱いみたいで、ちょっと落としただけで仮死状態になります。先日も充電してからだいぶ経って漸く目を覚ましました。バッテリー自体死にかけているので、お別れの時期も近いと思います。ちゃんとバックアップだけは取っておかないと…。

 去年(だったと思う)買い替えたプリンターもいまいちで、何故か黒がちゃんと印刷できません。ノズルをクリーニングしたり、その他色々やってみましたが、全然うまくいきません。メーカーに問い合わせないといけないのかなあと思うと、面倒くさくて憂鬱です。そもそも文書印刷なプリンターのはずなのに、まったくそうは思えない。

 

 デュオリンゴは音楽のコースが追加されていたので、とりあえず始めてみました。音楽は中学までの授業でしか関りがないので、しっかり始めからやっていきます。ドレミから始まるみたいです。英語使用者向けなので、CDEですが。ますます英語から遠ざかっていく…。今思うと、ピアノ習っていたらなあ、と思います。これは本当に後悔しています。幼稚園くらいの時に母が「ピアノ習う?」と聞いてみてくれたものの、私は「やらない」と答えたそうです。子供の意思を尊重してくれたことには感謝しますが、もうちょっと勧めてみてほしかった。…と大人になった今は思います。当時、私が無理やり通わされてちゃんとやっていたかもわからないけど。

 算数は知らない間に未終了のユニットがすべて終了していたことになっていて、新たに先が追加されていました。どういうことなんだろう。それはいいんですが、分数の暗算が難しい。そこまで複雑ではないんですが、時間制限がある場合、間に合わないです。小学生の頃の方が絶対計算は速かったはず。やだなあ。

 

 「はてしない物語」やっと読み終わりました。寝る前に1~2章ずつ読んでいたので、思った以上に時間がかかりました。終盤は先が気になって一気に読みました。

 久し振りに読みましたが、面白かったです。少し前に漫画原作のドラマがきっかけで原作者の方が亡くなったニュースを見たこともあって、この作品でも映画版のラストに原作者が激怒して裁判を起こした、という話を思い出しました。子供の頃見て大好きな映画でしたが、確かにラストには違和感がありました。子供だったので、あまりテーマやそういったことは何も考えていませんでしたが(原作を読んだのが映画を見たのより後だった)、ファルコンが現実世界に出現したことに納得いかなかったようです。あれだけ壮大な旅の物語の果てに得た願いが「いじめっ子への仕返し」というのに些か拍子抜けした気がします。

 この本では、バスチアンの心の成長を描いたものなので、映画のあのラストはまったく受け容れられなかったであろうことは納得できます。そもそも物語後半が主題となるのに、それが丸々ばっさりカットされていますから…。映像的に美しいのは確実に原作前半だと思うので、映画のラストがもう少し違っていたらなあと思ってしまいます。

 

 値段見たら定価2950円で本体が2864円と消費税が3%でした。ゲド戦記もそうでしたが、本当に懐かしい。表紙が布張りで、文字もファンタージエンと現実世界で色を変えていて、凝っています。ページ数は589ページとかなりのボリューム。重い。

 そのうち感想など書けたら…と思っています。