びんのなか

想い出話や感想文など。読書メモが多め。ネタバレだらけです。

十二国記最新刊が楽しみ

 現在2000ピースのジグソーパズルに挑戦中。普通サイズのものだと飾る場所がないため、マイクロピースのをやっているのですが、思った以上にピース同士がはまりません。ちょっと手が当たっただけでバラバラ崩れます。そろそろ飽きてきたので、早く終わらせたいです。思った以上に難しい。

 このあいだ本屋さんをうろうろしていたら、今年十二国記の最新刊が出るとかで、特設コーナーが作ってありました。とうとう出るんですね。私が持っているのはホワイトハート版です。当時の同級生に猛烈に薦められたのがきっかけでハマりました。続きが気になって仕方がなかったので、発売されるのが楽しみです。ああ早く読みたい。その前に、新潮文庫版のをまとめ買いして読み直したい気もします。あまり意味ないんですけどね。こういう時のファン心理(?)って不思議ですよね。いずれにせよ新刊が出るまでに全巻読み直したいです。

 十二国記の緻密な世界観がすごく好きでした。国によって政治体系が色々あるのも面白い。登場人物の中では陽子が一番好きです。最初に読んだ作品の主人公、というのもあると思いますが、話が進むごとにどんどんかっこよくなっていきます。同じく主人公である泰麒も好きです。この二人がようやく結びついたときは、めちゃくちゃ嬉しかった(ここから続きを待ち続けてもう何年か)。かっこいいといえば、延王もですね。ただ、あくまでも私の印象ですが、延王はいずれ自分の国を滅ぼしてしまうのではないか、そんな危うさを纏っていると思います。今読み直したら、キャラクターに対する印象は変わっているかもしれないな。あまり嫌いなキャラクターっていなかった気がするけど。読み始めた頃からの経過年数がこわいです。

 で、あとがきで小野氏が「ファンタジーナルニア国物語くらいしか読んでない」みたいなことを書いていたんです(うろ覚え→確認したら「ナルニア国物語」と「アンバーシリーズ」とありました)。すっかり忘れていましたが、本屋さんで十二国記を見つけた時ふと思い出して、ナルニア国物語を読んでみたくなったので最近ちょこちょこ寝る前に読んでいます。大昔に買うだけ買って読んでいなかったので、いい機会かなと思います。