びんのなか

想い出話や感想文など。読書メモが多め。ネタバレだらけです。

続きが気になる作品

 先日十二国記の新作が無事発売されました。長年引っ掛かっていた戴の問題が解決しそうで本当によかったです。なんかもう完結しないのでないかとも思っていたので、一安心。

 続きが気になっていた(過去すぎてもはや“いる”ではない)、もしくは続編を待っている(いた)作品。小説、漫画、ゲーム色々混ざってます。かなり古いのが混ざっています。なんか年齢がばれそう。マンガはほとんど白泉社だった。*作者敬称略

・「創竜伝」(田中芳樹)…もう出ないと思う。

・「銀の海金の大地」(氷室冴子)…作者死去のため諦めるしかない。これは本当に残念。

藤本ひとみの本…特に「シャルルに捧げる夜想曲」。どのシリーズも完結とはいかなくても、ある程度区切りのいいところで終わっているが、これだけは本当に中途半端だった。これなら最初から出さなくてよかったんじゃないかと思う。

・「人形師の夜」(橘裕)…結構好きなシリーズだった。短編集だから続きが気になるというわけではないが、もっとこのシリーズを読みたかった。

・「ジャックとエレナシリーズ」(清水玲子)…清水玲子の作品だとこのシリーズが一番好き。切ない系のストーリーが多め。

佐々木倫子の短編集(白泉社)…どのシリーズも面白かったのに。

・「コントラクト・キラー」(柳原望)…独特な柔らかい感じの絵が印象的だった。単行本未収録作品が3作もあるらしい。これも好きな作品だっただけに続きが出ないことが残念。せめて未収録分も含めて文庫本を出してほしい。

・「人魚シリーズ」(高橋留美子)…テレビでOVA版のを見たのがきっかけ。<なりそこない>に変化するシーンがめちゃくちゃ怖かった。どの作品も好きだが、「人魚の傷」「舎利姫」が特に好き。現代の日本で湧太と真魚がどうやって生きているのか知りたい。

・「闇の末裔」(松下容子)…さっき調べたら2年前に新刊が出ていたらしい(絶対に出ないと思っていたので全くチェックしていなかった)。世界観が好きだった。

・「X」(CLAMP)…雰囲気が好きだった。なんでもいいから完結してほしい。

・「幻想水滸伝」…Ⅲまでしかプレイしてない私が言うのもなんだが、伏線を回収して完結してほしい。

 

 未完というか現在も連載中の「名探偵コナン」ってどうなっているのでしょうか。60巻半ばくらいで挫折しました。実家に置きっぱなしになっているので何巻まで買ったのかすら覚えていません。ちゃんと完結したら読み直したい気もします。あと、「夏目友人帳」。こちらは今でもだいたい発売日に買っている数少ないマンガ。ちゃんと完結してほしいです。

 ざっと思い当たったのを挙げてみましたが、きっと他にもあると思います。それにしてもジャンルに偏りがありすぎですね。ファンタジックな作品が多い。別にこういう系統の作品ばかり読んでいるわけでもないはずですが。