びんのなか

想い出話や感想文など。読書メモが多め。ネタバレだらけです。

十二国記(4.5)東の海神 西の滄海 おまけ

 せっかくなので、ドラマCDについて。こちらも久し振りに聴きました。このCD、値段見たら4900円もしてました。特別高いわけではないと思いますが、当時の私にとっては大きな買い物だったはず。書下ろしの短編がどうしても読みたくて買いました。

 ストーリーは小説をコンパクトにした感じで、細かいところが微妙に(微妙なのか?)違いました。尚隆と六太の過去については、一切出てきません。キャストは、アニメ版とも違います。同じなのは六太と更夜くらいです。今聴くと、みんな声が若かった。

 先にも書いた通り、このCDには「漂舶」という短編小説が付属しています。尚隆が登極してから100年以上経った頃で、尚隆(と六太)が斡由の墓参りをする話です。更夜の行方はわからないみたいです。尚隆と六太の距離感がいいなあと思いました。お互いあまり相手の行動を気せず、それぞれ自由にやってそう。それに振り回される側近3人組も策は練りますが、半ば諦めています。その分本人たちがいようがいなかろうが暴言吐きまくってますが。とても主に対する扱いとは思えない。それにしても、2人とも奏で何をやったんだ…。本当、この3人組好きです。

 

■□メモ■□

■ 風漢

 尚隆が身分を隠すために使っている別名。(「東の海神 西の滄海」でも使用していた)前回書き忘れたので、補足。

■ 騎獣(騶虞)

 2頭いる。尚隆→たま、六太→とら。2頭とも献上されたもの。